課題:仕事と家庭の両立。どちらもあきらめない
入社10年目の海老原です。私は新卒で入社してから7年目に結婚して早3年。何かと忘れものも多くおっちょこちょいな私ですが、周りの人の支えがあってフルタイムで仕事しながら結婚できました。仕事か?家庭か?どっちかを選ぶ必要なんてないと感じています。こんな私でも出来たので、仕事しながら結婚することは可能です。
両立の壁
最初は両立についてできている方もたくさんいるので、自分でもできるだろうと安易に考えていましたが、見事に自分の中の理想の主婦と仕事できる人の間で壁にぶち当たりました。こんなはずじゃなかった。みんなどうしているの?理想を追い求めていたら私には到底できませんでした。少しでも参考になればと思い、そんな私が考えていたことと導き出した答えについてお伝えします。
理想の主婦像と現実
「家に帰ったらあたたかい手作りの家庭料理で旦那さんを笑顔でお迎えして夜ご飯を一緒に食べる」「常にきれいになっている床と水回り」「定期的に洗濯しているリネン類」私の中での理想はこんな感じでした。時間的にも体力的にも精神的にも無理なので、平日のごはんは簡単にそれぞれが用意し、休日のみ料理することにしました。もちろん話し合ってですが、私の主張のほうが強かったかもしれません(笑)。掃除はなるべく汚さないように使用し、例えば使ったら汚れの軽いうちにふき取るなど、料理をしている合間に日常の負担にならないようにしていました。
理想の仕事像と現実
理想としては「毎日計画的に予定を立てる」「納期に余裕をもって取り組む」「残業しない」を目標に仕事するつもりでしたが、突発的に起こる出来事を言い訳に、結局やらねばならないことを後回しにする日々。目の前のお客様とスタッフさんが最優先なので大幅に何かを変えることはできず、電車での移動時間の合間にメールや電話対応する、無駄な時間ができないように予定を組むようにして時間のやりくりを考えていました。
理想の三割
主婦の部分は自分ができる時間とやりたいことをお互いに相談しながら、理想の三割くらいのイメージで生活に困らない程度のほどほど具合に決めました。あれもこれもできるのは相当優秀な人がなせる業だと考え、身の丈に合ったほどほどで割り切ることにしました。仕事の部分はなかなか変えることが難しいので、隙間時間に効率よくできるようにしていました。
私の中でのコツは割り切ること
仕事と家庭の両方をまんべんなく完璧には難しいので、特に主婦の役割の部分を割り切ることでどちらもあきらめずに続けることができたと思います。異なる角度から見れば、こんなの両立ではないと言われてしまうかもしれません。しかし、お互いに生活ができていて自分の中で両立できていると思えばそれでいいと思います。理想にはこだわりすぎずに、できることから考えていくとよいかもしれません。相手はどう思っているのか、怖くて聞けませんが(笑)、私の中では両立できているつもりです。結婚も仕事もあきらめずに続けていきましょう。